場面緘黙と、これから

場面緘黙症だった頃の記録を綴っています。

病院

病院に行くと、即入院することになりました。
そこから約3ヶ月程、入院生活が始まりました。

入院生活は不安でした。
一日中家ではない環境にいることや、
困ったことがあっても自分から伝えられる自信がなかったからです。

病院でも緘黙と緘動の症状はでました。
看護師さんが部屋に入ってくると、途端に緊張して固まり話せなくなる。
それでも看護師さんはみんな優しく、当時はとても憧れて将来看護師さんになりたいと真剣に考えたこともありました。

入院中は進◯ゼミの教材で勉強していました。
中学~高校まで、勉強には熱心でした。
自分に自信がなかったので、テストの点数や成績・学歴など目に見える形での評価を得たかったのだと思います。
「学校を休んでいても、勉強には遅れたくない。どんどん勉強して入院中に中学3年分の範囲をマスターしてやる!」と意気込んでいました。

勉強熱心だったおかげで、学校を休んでも平均以上の学力は保っていられました。
劣等感に悩まされることもあったけど、劣等感によって人より頑張れていた部分もあったのでしょうね。