場面緘黙と、これから

場面緘黙症だった頃の記録を綴っています。

緘黙でもできるバイト

高校卒業後、在宅ワークをしていたことがあります。

いくつかアルバイトをしていたものの、どれも長続きせず自信をなくしていたときに、「なるべく話さないですむ仕事をしたい」といった考えになったのです。

後ろ向きな気持ちで始めた在宅ワークでしたが、お金は正直あまり稼げないけど(稼げるかは自分の根気次第)、緘黙の人でもできるバイトのように思いました。

私がした在宅ワークは、ネットの記事を書くといった内容のもの。
ダイエットや美容、旅行、グルメ等々、記事の内容は様々で、文字数が多いものほど単価が高かったです。
1記事2000円くらいのものを、コツコツと書いていました。

1ヶ月に1~2万ほど稼いでいました。
頑張ればもっと稼げたかもしれないけど…。
やはり外で働いたほうが、短時間でお金が貰えます…。

でも、在宅ワークは、殆どチャットやメールがコミュニケーションのツールなので、本当に話す必要ないんですよね。
メール一つでさえ、最初は何て返信すれば良いのか悩んでいました。段々に、ビジネスメールのやり取りに慣れていけました。
記事を書くのも慣れてくると意外と楽しかった。

私はネットの一般求人やクラウドワークスやランサーズから仕事に応募しました。

緘黙で外で働くのは難しいという方なんかは、こういうところから社会に慣れていくのも一つの方法かなと思いました。