場面緘黙と、これから

場面緘黙症だった頃の記録を綴っています。

再登校

退院して、しばらくの自宅療養後、再び学校に登校するようになりました。

母がスクールカウンセラーの先生に色々と相談してくれたようでした。
再登校後、転機が訪れます。

学校に行くと、緘動で給食が食べられないこと、摂食障害もまだ完治していなかったことからお昼は家で食べた方が良いと言われました。
また、緘動の状態で一日を過ごすことは負担が大きいからしばらくは午前中のみの登校にすることになりました。

摂食障害の発症をきっかけに、緘黙のことを知りこういった配慮をしてもらえるようになったことはとても恵まれていたと思います。

そして、一番の転機は教室ではなく特殊学級に通うようになったことです。
場合緘黙は情緒障害に分類されているので、特別支援学級に在籍することが可能のようです。

教室ではクラスメイトからからかわれ、「みんなができることができない自分は変なんだ。」と常に思っていました。
特殊学級は色々な子がいるので、私が特別目立つことはなく、からかってくる子もいなかったので教室より楽な気持ちで過ごせました。
特殊学級にいる子達はみんな各々個性があって、先生もそれを受け入れていて、そんな風景を見ているうちに「色々な子がいて良いんだな」と思えるようにもなりました。