場面緘黙と、これから

場面緘黙症だった頃の記録を綴っています。

体育

高校で1番苦労したのは、体育の授業でした。
体育や家庭科の調理実習など、グループで行うものがとても苦手でした。

体育の授業は週3回あり、その度に憂鬱でした。
高校の体育の授業はゆるい感じで、好きな子とグループを作ってバドミントンやボール投げの練習をすることが多かったです。

まずグループに入るのが大変でした。
自分から「一緒にやって良い?」と言うことに凄いエネルギーが必要でした。
グループに入れてもらっても、運動音痴なのに加えてうまく話せなかったので、馴染めている感じがせず「私がいて迷惑じゃないかな」とネガティブ思考に陥り、常に居心地の悪さを感じていました。

仲良くしてくれる子がいても、「自分といると気を遣わせてしまうのでは?」と考えたりしてあまり心を開けませんでした。
話すことができるようになっても、学校では常に緊張状態で普通にできない自分への自己嫌悪が強かったです。