場面緘黙と、これから

場面緘黙症だった頃の記録を綴っています。

ぼやき

1番苦手というか、キツい言葉で言うと大嫌いなタイプの人間がいます。

それは「弱いものにあたる人」

男性が女性に対して暴行する事件はよく聞くけど、その逆は殆ど聞かない。
自分のストレスを発散する対象として、自分より力が弱く抵抗される恐れのない人(女性や子ども)は最適なのでしょう。

男女関係なく、自分より弱い立場の人や強く出られない性格の人に対してあたる人は多い。
緘黙で話せなかった私は、そういう人から目をつけられることが多かった。

「弱いものにあたる人」と書きましたが、1番弱者なのは"あたられる人"ではなく"あたる人"だと思います。

自分より弱いものへの対応で、その人の本性が分かると思っています。
弱者にあたる人は、幸せな人ではないことは確か。
言ってしまえば、可哀想な人です。

そういう人への強い嫌悪感は拭えません。
緘黙脱したて時代は、そういう人に出くわす度に、心の中で「なめんじゃねえよ!」と猛烈にいきり立っていました。
「なめられたくない」という意識が強くなり、外では虚勢をはるようになっていきました。

やられっぱなし、言われっぱなしだった過去の記憶が思い出され、非常に怒りっぽくなっていました。思うと、なめてきた人より、抵抗できずなめられるような自分に対して1番腹を立てていたのかも…。